SDHCカードの規格策定と同時に、データ転送速度の目安として「SDスピードクラス」が定められている。統一された基準を元にこのスピードクラスのロゴを明示することで、消費者がその用途にあったスピードクラスのカードを選択可能にするとしている。なお、SDHCカードではスピードクラスの規格に準拠することが義務付けられている(SDカードではオプション扱い)。
定められた単位の未使用領域(=汚れ率0%のAU)に定められた記録方法で書き込みを行ったとき
Class 2 のカード : 2MB/s 以上の速度を保証(標準ビデオMPEG-2、またはハイビジョンH.264が記録可能)
Class 4 のカード : 4MB/s 以上の速度を保証(ハイビジョンMPEG-2が記録可能)
Class 6 のカード : 6MB/s 以上の速度を保証(高解像度RAWモードの連写が記録可能)
上記のアプリケーション例は、メーカー・機器などにより異なる。
出典:フリー百科事典 ウィキペディア Wikipedia 2007年12月12日 (水) 00:23 版