マリオン・コティヤール(Marion Cotillard、1975年9月30日 - )は、フランスの女優。近年はハリウッドでも活躍する。
俳優をしている両親の影響を受け、子供のころから舞台に立っていた。
オルレアンの演劇学校を首席で卒業し、18歳の時にテレビ映画に出演。その後、アルノー・デプレシャン監督の『そして僕は恋をする』や『TAXi』シリーズに出演して知名度を上げ、『TAXi』と『LES JOLIES CHOSES』ではセザール賞有望若手女優賞にノミネートされた。その演技力が認められ2003年にティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』でハリウッドデビューを果たす。
2004年公開の『ロング・エンゲージメント』で第30回セザール賞助演女優賞を受賞。
2007年公開のフランス映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でエディット・ピアフ役を熱演。その演技力が高く評価され、第33回セザール賞主演女優賞や第65回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)などを受賞。第80回アカデミー賞主演女優賞も受賞し、アカデミー賞の演技部門ではシモーヌ・シニョレに続いて史上2人目、49年振りのフランス人女優の主演賞受賞者、そして、ソフィア・ローレンらに続いて史上5人目の外国語映画(英語以外の言語の映画)での受賞俳優となった。
出典:フリー百科事典 ウィキペディア Wikipedia 2008年2月28日 (木) 18:14 版