■ 岩塩について
海底が地殻変動のため隆起するなどして海水が陸上に閉じ込められ、水分が蒸発して濃縮された結果、塩分が結晶化、更に地層中で圧縮されたものである。通常無色か白色に近い淡い色をしているが、ヒマラヤで産出する濃い紫色をしたルビーソルトや、アンデス山脈で産出するピンク色のローズソルトなども知られる。こうした岩塩の結晶の色は、不純物によるものではなく、地層中で長期間にわたって放射線を浴びることによって生じた格子欠陥によるものが多い。
出典:フリー百科事典 ウィキペディア Wikipedia 2007年9月8日 (土) 05:14 版